ページの先頭です

第12期ちびっ子桧垣本座 能楽アウトリーチ『狂言ってなんだろう?』

[2015年3月23日]

12月5日、大蔵流狂言方茂山童司さんが講師を務め、狂言アウトリーチ(出前講座)を町内の東部と西部にある町立幼稚園(大淀東部幼稚園と大淀西部幼稚園)を会場にして実施しました。園児や保護者、近所の方も参加してにぎやかなひと時を過ごしました。
童司先生は「狂言がいつ頃はじまりましたか?」「狂言は笑ってもらうお芝居なので動きがとっても滑稽です。」など等、質問を交えてお話してくれます。子どもたちは先生の質問に大きな声で答えます。なかなかするどい回答をするので先生はビックリ、でも嬉しそうです。
狂言の所作を習います。足を少し曲げて背筋はピンとして立ちます。指は親指を軽く内側に曲げます。それでは、笑い方と泣き方。腕を下げながら笑います。反対に腕を上げながら泣きます。狂言であっという間に変身します。「ここに住まいいたす○○でござる。」みんないろんなものに変身します。木に登り、柿をとり、右腕左腕を交互に動かし柿を食べるしぐさや「エイエイやっとな」とボールを投げるしぐさ。引き戸を開けたり、動物にもチャレンジしました。最後に小舞謡「うさぎ」を教えていただきました。先生が謡い兎のように跳ねます。最初はゆっくり、回数を重ねるたびに早くなっていきます。みんな大喜びで大爆笑でした。「来年もやりたい人?」「は~い!!」

能楽アウトリーチ「狂言ってなんだろう?」の様子

第12期ちびっ子桧垣本座 能楽アウトリーチ『狂言ってなんだろう?』への別ルート

ページの先頭へ戻る