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第12期ちびっ子桧垣本座 3月28日 金峯山寺秘仏蔵王権現特別開扉前夜祭に参加

[2015年3月23日]

日本一の桜の名所吉野山にある修験道の本山、金峯山寺で行われた「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録10周年記念 金峯山寺 国宝仁王門大修理勧進秘仏蔵王権現像特別ご開帳前夜祭のイベントに参加しました。桧垣本猿楽と金峯山寺はご縁があります。
昔々、桧垣本猿楽の一座が金峯山寺に延年のため赴いた記録が当山年中行事条々(竹林院所蔵)という当時の寺の日記に記されています。何百年もの時を経て、子どもたちが金峯山寺蔵王権現の御前で演じる機会をいただきました。
吉野山は4月10日の会式の頃からしばらく観光客で押し合いへしあいになりますが、今はまだまだ静かです。本番前、蔵王堂で場当たり、演目ごとの並び方と入退場の練習、控え室では、明日のフェスティバルにも備えて役割ごとに練習もしました。
太鼓と法螺貝の音色が薄暗い蔵王堂に響きわたり式典がはじまりました。いよいよちびっ子桧垣本座の発表です。蔵王権現に一礼して、連吟「吉野天人(よしのてんにん)」と舞囃子(まいばやし)「岩船(いわふね)」を演じました。そのあと、先生方の舞囃子、藤田六郎兵衛先生の一管の演奏が続きました。藤田先生は桧垣本猿楽の説明もしてくださいました。笛方三流儀の芸祖は桧垣本猿楽に属した桧垣本彦兵衛、桧垣本猿楽は能楽のルーツといっていただいて、大淀町を誇りに思えました。

金峯山寺秘仏蔵王権現特別開扉前夜祭の様子

第12期ちびっ子桧垣本座 3月28日 金峯山寺秘仏蔵王権現特別開扉前夜祭に参加への別ルート

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