ペットの防災
[2021年11月16日]
いざというとき、ペットを守れるのは飼い主だけです。まず、飼い主が無事でいること、そして避難する場合にはペットと一緒に安全な場所に避難すること(同行避難)が基本です。避難先では、ペットの世話やペットフードの確保、飼養場所の管理は原則として飼い主の責任で行うことになります。ともに安全に避難でき、周りの人へ迷惑をかけず、安心して過ごすためには、日頃からの心構えと備えが大切です。
日ごろから避難所と避難ルートについて確認しておきましょう。
飼い主がお世話をできない状態になったり、避難所生活のストレスからペットが体調を崩すことも考えられます。遠くに住んでいる親戚や知人の家など、いざという時の預け先を探しておきましょう。
【備蓄例】
災害時、ペットが驚いて逃げ出してしまい離れ離れになるかもしれません。ペットが飼い主のもとに戻れるように、連絡先を書いた迷子札やマイクロチップを装着しましょう。また、犬には必ず首輪などに鑑札、狂犬病予防注射済票を装着してください。
ペットは避難所での慣れない環境にストレスを感じ、予想外の行動をすることも考えられます。避難所でのトラブル防止のため、日ごろから基本的なしつけをしておくことが大切です。
同行避難とは災害時ペットを連れて避難することです。避難所ではペットの同行避難は可能ですが、動物が苦手な人やアレルギーを持った人などさまざまな人が避難してくるため避難者の居住スペースに一緒に連れて入ることはできません。屋外の屋根のある場所にペット専用スペースを設けることとなります。
犬、猫、小鳥、リスやハムスターなどの小型げっ歯類等の小動物
大型動物、危険動物、ヘビなどの爬虫類
ゲージに入っていない動物は避難所に受け入れできません。
避難所にゲージ等の準備はありません
食料等飼養に必要なものは持参してください。
給餌や排泄物の処理等、ペットの管理は飼い主自らが責任を持って行ってください。
業務時間:午前8時30分~午後5時15分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)