森林環境譲与税の使途について
[2024年2月5日]
森林には、人々の暮らしに役立つさまざまな役割があります。例えば木々は二酸化炭素を吸収し、地球温暖化を防ぐとともに、酸素を作り出します。森の土は雨を染みこませて水を蓄え、洪水や土砂災害を防いでくれます。また森はたくさんの動物のすみかになり、生物多様性を維持してくれます。このような森林の有益な役割を「森林の公益的機能」と言います。
森林が公益的機能を発揮するには、その森が健全でなければなりません。ところが近年、木材価格の低下から、適時に森林整備を行うことが困難な森林所有者や、所有者不明森林が増加、さらに森林整備の担い手不足もあって、公益的機能が十分に発揮されない森林が増えています。
森林の公益的機能の恩恵は広く国民全体が受けることから、森林整備のための財源として、平成31年4月に森林環境税および森林環境譲与税が創設されました。森林環境譲与税は市町村に配分され、市町村が主体となって森林整備を進めます。
大淀町では、森林環境譲与税を受け入れるため、令和2年3月、大淀町森林環境整備基金条例を制定しました。今後はこの基金を財源とし、森林情報調査、荒廃森林の整備、木材利用の促進や普及啓発、森林整備を行う人材の育成などを行っていきます。
総額 3,320千円
事業名 | 事業内容 | 事業費(千円) |
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意向調査準備 | 意向調査に向けた林地台帳整理のための人件費、 現地確認の為の消耗品費 | 142 |
施業放置林整備事業 | 施業放置林に関する意向調査 | 257 |
森林環境整備基金積立 | 今後の森林整備やその促進の費用として基金に積立 | 2,921 |
総額 7,056千円
事業名 | 事業内容 | 事業費(千円) |
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施業放置林整備事業 | 施業放置林に関する意向調査 | 263 |
森林環境整備基金積立 | 今後の森林整備やその促進の費用として基金に積立 | 6,793 |
総額 7,022千円
事業名 | 事業内容 | 事業費 (千円) |
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森林経営管理制度準備業務及び意向調査業務 | 森林経営管理制度準備業務及び意向調査業務委託料(地籍システムへの森林経営管理機能の追加、全体計画策定) | 2,255 |
森林経営管理制度準備業務(情報システム) | 204 | |
森林環境整備基金積立 | 今後の森林整備やその促進の費用として基金に積立 | 4,563 |
総額 7,332千円
事業名 | 事業内容 | 事業費(千円) |
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森林経営管理制度 意向調査業務 | 森林所有者に対する意向調査 | 330 |
森林経営管理システム導入に係るリース料 | 森林所有者意向調査結果を集積し、経営管理権集約に活用するシステムリース料 | 2,442 |
(仮称)混交林里山づくり整備事業 | 施業放置林の混交林化 | 200 |
森林環境整備基金積立 | 今後の森林整備やその促進の費用として基金に積立 | 4,360 |
森林環境譲与税使途
業務時間:午前8時30分~午後5時15分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)