○シートベルト・ヘルメット着用推進に関する宣言決議

平成5年12月10日

議会宣言

最近の奈良県における交通事故による死者は、過去20年間で最高を記録した。車両の増加、免許人口の増加、交通の過密化等事故の原因には交通環境の悪化も考えられる。

しかし、交通事故の発生の原因はやはり一人ひとりの運転マナーの悪さが最も大きいのが実情である。特にシートベルトの着用率が低下し、それに伴い自動車乗車時のシートベルト非着用の死者数が増加している現状にある。

人の命はなにものにも替え難い大切なものである。

この尊い命を一瞬にして奪いさる交通事故を防ぐことは、大淀町民すべての願いである。

奈良県民のシートベルトの着用率・マナーの悪さは、全国ワースト2という不名誉な状況である。

シートベルト・ヘルメットは、自分の命を守るためには絶対に必要なものであり、また、シートベルト・ヘルメットの着用は、安全運転意識の現れでもある。

私たちは『シートベルト・ヘルメット着用の向上』を強力に推進するとともに交通ルールの遵守を誓い地域社会が一体となって交通事故のない郷土づくりに全力を尽くすことをここに宣言する。

以上決議する。

シートベルト・ヘルメット着用推進に関する宣言決議

平成5年12月10日 議会宣言

(平成5年12月10日施行)

体系情報
第1編 規/第1章 町制施行
沿革情報
平成5年12月10日 議会宣言