○町花・町木
平成3年11月1日
制定
梨花/バラ科
明治中期、阿太峯で作り出された改良梨は、全国的特産物としてその名声が高くなりました。
その花は「梨花淡白」にして、よく清純・純潔を象徴し、「柔」にしてゆかしさを秘めるものであります。
アラカシ/ブナ科
古代から吉野川の清流斜面に植物群生として繁り、万葉の時代から親しまれ、今なお「鎮守の森」「生垣・庭木」として愛されています。
樹勢旺盛、強靭な根幹、常緑の郁郁しさは「剛」にして、ゆるぎない躍進を象徴する木としてふさわしいものであります。
両者は「剛」・「柔」を現し、共に調和のとれた高潔なる人間像を象徴します。