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土田遺跡

[2019年5月15日]

土田(つった)遺跡

大淀町土田。奈良交通大淀バスセンター下車。国道169号線、桧垣本交差点を西へ徒歩すぐ。解説板等はありませんのでご注意ください。調査された遺構は、店舗の地下に保存されています。

土田遺跡は、従来から縄文時代、弥生時代の土器と石器が散布する遺跡として知られていました。
近年、大型店舗の新築にともない、1992年と2002年の2回にわたり、奈良県立橿原考古学研究所による発掘調査が実施されました。その結果、弥生時代中期の円形住居と古墳時代、6世紀後半頃のカマド付き竪穴住居、7世紀から8世紀にかけての掘立柱建物や庭園の遺構などがみつかり、長期に渡っていとなまれた複合遺跡であることがわかりました。
土田遺跡隣接地では5世紀後半頃の須恵器も採集されており、本町でも類をみない大規模な遺跡のひとつとして、今後の調査研究が期待されています。

土田遺跡 奈良時代の庭園跡(奈良県立橿原考古学研究所提供)の写真

土田遺跡 奈良時代の庭園跡(奈良県立橿原考古学研究所提供)

土田遺跡隣接地で採集された須恵器(5世紀後半)の写真

土田遺跡隣接地で採集された須恵器(5世紀後半)

アクセス


土田遺跡への別ルート

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