お茶
[2020年6月8日]
温暖な気候を利用して、古くからお茶の栽培が行われています。
現在では、製茶の機械化が進み、良質な大和茶の産地として全国に知られています。
深い香ばしさと渋みの少ないソフトな味わい、そしてのどごしのよさ。そんな特徴を持つ日干番茶は、大淀町中増の丘陵地で江戸時代以前から生産されています。この中増の地域は、日当たりと水はけがよいことからお茶の栽培に適しており、その歴史は江戸時代にまでさかのぼります。大淀町史では、寛永16(1639)年には中増村(現中増地区)で「村高」以外に「茶年貢」という制度があったことを伝えています。
摘み取った茶葉を十分に蒸し、その後しっかりと乾燥させ、焙じてできあがる日干番茶。揉まずに天日で乾燥させるのが大きな特徴で、香りが高くあっさりとした味わいになります。
1.蒸缶に入れる
2.蒸す
3.乾燥・2日間天日干しに
大淀町商工会では、番茶を活用した創作料理・菓子を考案し、試食会などを行っています。これらは「地域資源全国展開プロジェクト」の一環として進められており、「茶がゆ」という食文化を生みだした大和地方から、日干番茶による食と文化を発信しています。
詳しくは、大淀町商工会のホームページ(別ウインドウで開く)をご覧ください。
大淀町茶業組合
代表者 上尾年雄
電話 0746-32-2481
業務時間:午前8時30分~午後5時15分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)